椋の木ムック、親子で築く10年の味の歴史

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宗像市赤間に位置する菓子工房&カフェ「椋の木ムック」が、オープンから10周年を迎えました。約50年の経験を持つフレンチシェフ、稗田喜彦さんと、東京で修業を積んだパティシエの息子、稗田真輔さんが親子で営むこの店は、地元の素材を活かした料理と創造的なスイーツで人気を博しています。

店の特色は、約20種類のケーキと焼き菓子の豊富なラインナップ。ショーケースに並ぶ色とりどりのスイーツは、訪れる人々の目を楽しませます。また、カフェスペースでは、購入したケーキをゆっくりと味わうことができます。

喜彦さんはランチとディナーに、地元の野菜や産直市場で仕入れた食材を使ったフレンチ料理を提供。彼の料理には、地域への愛情と食材への敬意が感じられます。一方、真輔さんはケーキや焼き菓子を担当し、和と洋の融合をテーマにした創作スイーツを生み出しています。看板メニューの「ゴエモン」は、ホワイトチョコベースの抹茶ムースと小豆クリームの組み合わせが魅力です。

また、特注の「記念日ケーキ」も注目されており、ナポリタンをチョコレートで再現した誕生日ケーキや、バラの花束をイメージした記念日ケーキなど、顧客の要望に応じたユニークなデザインが特徴です。真輔さんは、子どもの誕生を機に始めたこのサービスを通じて、記念日を祝う家族の幸せをサポートしています。

真輔さんは、「10年で町になじみ、さまざまな世代の方に楽しんでもらえるよう努めてきた」と語り、今後も地域密着の店としての発展を目指しています。

営業時間は10時から19時で、火曜日は定休日です。駐車場も完備されており、アクセスも便利。地元の味を堪能し、心温まる時間を過ごせる「椋の木ムック」は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

感想として、この店が提供するのは単なる食事やスイーツではなく、「家族」という絆を育む場所です。喜彦さんと真輔さんの親子の絆が、お客さんたちにも伝わるような温かい雰囲気が感じられます。地域に根差した素材を使い、世代を超えて愛される商品を提供する彼らの姿勢は、多くの飲食店にとっても見習うべき点が多いですね。今後も彼らの活躍に期待したいと思います。

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