モスバーガー、不適切広告で謝罪 本部の関与否定

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13日、モスフードサービスはジャニーズ事務所所属タレントの起用方針に関わるある店舗での不適切な加工問題を認識し、その事態に公式サイトを通じて謝罪しました。この謝罪は、特定の店舗でジャニーズ事務所所属タレント、Snow Manのラウールと渡辺翔太の広告ポスターに対する不適切な加工がSNS上で広まり、物議を醸していた事案に関するものです。

近時SNS上には、モスバーガーの店舗でラウールと渡辺翔太の顔の上に何らかの貼り紙がされた写真が拡散され、これが多くの議論を引き起こしていました。モスフードサービスは、この事態を「誠に遺憾」と表現し、タレント本人やファン、そしてお客様への不快な影響に対して「心よりお詫び申し上げます」とコメントしました。

また、同社は「本部からの指示は一切ございません」として、この問題が本部の指示によるものではないことを強調。しかし、店舗における指導の不足を認め、「指導が行き届かなかった点について責任を感じております」と述べました。この問題に関して、該当の広告素材は既に撤去が完了しており、「今後、より一層店舗への指導を徹底してまいります」との対応策を報告しています。

さらにモスフードサービスは、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏に関わる問題を受けて、広告の起用方針を見直し、「明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しない」と表明。そして現行の広告やテレビCMにおいても「できる限り速やかに変更します」との立場を明らかにしました。

この問題は、企業としての危機管理や広告戦略の見直しを促す重大な事態として捉えられます。また、ファンやお客様の感情を損なう可能性のある行為について、企業がどのような対応を取るべきか、そしてその責任と範囲について再考する契機ともなり得ます。

この事件を見て、企業が社会的な責任を果たすべく迅速かつ誠実な対応を示した点は評価できる一方、今後の広告戦略や危機管理体制の更なる強化が求められると感じます。また、ファンやお客様の感情を考慮したコミュニケーションが今後さらに重要となるであろうことも、強く感じました。

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