2023-24シーズンの「NTTジャパンラグビー リーグワン」が、12月9日に開幕しました。この日、ディビジョン1から3までの試合が行われ、NECグリーンロケッツ東葛、レッドハリケーンズ大阪、日野レッドドルフィンズがそれぞれ白星でスタートを切りました。
ディビジョン2では、昨年ディビジョン1から降格したNECグリーンロケッツ東葛が、新ヘッドコーチに迎えたウェイン・ピヴァックのもと、浦安D-Rocksと対戦しました。厳しい戦いの末、31-28で勝利を収めることができました。この勝利の中心には、日本代表FBレメキ ロマノラヴァとSOティアン・スワネポールの活躍がありました。彼らの果敢なアタックと、粘り強いディフェンスが勝因となりました。
ディビジョン2の別の試合では、レッドハリケーンズ大阪が九州電力キューデンヴォルテクスを26-22で下しました。14点ビハインドからの逆転勝利は、SH山内俊央とCTBパエア ミフィポセチの活躍が光りました。終盤の数的有利を生かし、WTB小村健太のトライで劇的な逆転勝利を飾りました。
ディビジョン3では、日野レッドドルフィンズが清水建設江東ブルーシャークスに勝利しました。WTB大内空のハットトリックやLO中鹿駿の連続トライが勝利に大きく貢献しました。
感想として、リーグワンの開幕戦は、各チームが持てる力を存分に発揮し、熱い戦いを繰り広げました。特に、ディビジョン1から2に降格したチームが新たな舞台で見せた強さや、ディビジョン3の新鮮な才能の躍動は、今シーズンのリーグワンの幅広い魅力を示しています。これからの激戦が非常に楽しみですし、各チームの戦いぶりは、ラグビーファンにとって大きな興奮を提供することでしょう。