EYCP31

パナソニックエレクトリックワークス社は、充電インパクトドライバー「EYCP31」を2023年5月に発売しました。

この製品の注目すべき特徴は、締めすぎを防ぐトルク制御機能であり、この機能によりスタッド端子台のボルト締結作業の施工品質の向上と作業効率化が可能です。

また、特定のボルトサイズ(M8/M10/M12)に合わせたトルク設定が可能で、これにより作業の精度と効率がさらに向上します。

使用には、同社製の電池パック「EYCB31」が必要で、EYCP31の価格は87,450円、電池パックの価格は18,700円となっています。

さらに、電池パックや急速充電器とのセット販売も行っています。

この製品は、電池の残量に関わらず一定の出力トルクを維持できるとのことで、従来の充電工具が電池残量の低下により出力トルクが変化するという問題を解決します。

フル充電時の作業量/スピードは、M8のボルトで約1,100本/パック、約0.3秒/本、M10で約600本/パック、約0.6秒/本、M12で約260本/パック、約1.3秒/本で、充電時間は実用充電で約30分、フル充電で約35分となっています。

また、パナソニックは同時に、締付け忘れやボルトの緩みを目視で確認できる「インパクト用マーキング」も発売しており、これは「EYCP31」にワンタッチで装着可能で、締結作業後にスピーディーにマーキングができます。