タスティエーラ、有馬記念へ堂々の仕上がり

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今年のダービー馬、タスティエーラが有馬記念に向けて順調な調整を見せています。14日に行われた美浦ウッドでの追い切りでは、3頭併せの中で最先着を果たしました。タスティエーラは、6ハロン80秒9、ラスト11秒1のタイムを記録。集中力とカイ食いの改善が見られ、3歳馬として3年連続の勝利を目指しています。

ダービー馬としての貫禄を示すタスティエーラは、追い切りで大外のサイルーンと2歳重賞馬ゴンバデカーブースにそれぞれ1馬身、2馬身の差をつけました。先週の追い切りでは集中力に欠ける場面もありましたが、この日はゴール後も集中を切らさず、堀師もその動きを高く評価しています。

牡馬クラシックでの成績は目覚ましく、菊花賞でも連対を果たしています。激走後の疲労もすっかり回復し、堀師は「フレッシュないい状態」と成長を認めています。11月帰厩後、カイバもほぼ完食するなど、心身ともに整っています。夏場の苦労を乗り越え、現在は順調そのものの状態です。

有馬記念はイクイノックスの引退により混戦ムード。ドウデュース、シャフリヤールとの3世代ダービー馬対戦が注目されています。堀師は直前の追い切りにも細心の注意を払い、古馬初対戦に向けての調整を行っています。勝利すれば11年オルフェーヴル以来の快挙となる3歳ダービー馬のVを目指し、現役最強への道を歩み続けています。

感想:
タスティエーラの有馬記念に向けた調整が非常に順調で、ダービー馬としての強さを改めて感じます。堀師の手腕と馬の成長が見事に結実している様子は、競馬ファンにとって大きな楽しみです。古馬との初対戦がどのような結果をもたらすのか、非常に期待が高まります。

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