夕方になると足がパンパンになり歩くことが辛い、靴がきつくて痛いと悩みつつ、放置していませんか？足のむくみは生活習慣が原因な場合が多いですが、実は重篤な疾患の可能性もあり、放置すると危険な状態になることもあるようです。今回は、むくみの原因や対策、医療機関に受診すべき症状について、看護師の吉田さんに詳しく解説していただきます。
「むくみ」とは足などが腫れて重さやだるさを感じる状態です。原因は血液の流れが悪くなることで、血管から水分が押し出され、細胞間の水分量が多くなります。主な原因には、塩分の摂りすぎ、お酒の飲みすぎ、カリウムの不足、ホルモンの影響、筋肉量の低下などがあります。
むくみを予防するには、血液の流れを良くすることが重要です。足を動かす、塩分を摂りすぎない、体を冷やさない、着圧ソックス・ストッキングを履くなどの方法が効果的です。立ちっぱなし、座りっぱなしの仕事中でも、定期的に立ち上がり足首を回すことで予防できます。
むくみができた場合の解消法として、マッサージ、ストレッチ、湯船につかるなどが効果的です。特に、足首に手のひらをあて、心臓に向かってさするマッサージや、かかとを上げ下げするストレッチがおすすめです。
私の感想としては、日常生活の小さな習慣の積み重ねが、むくみの予防と改善に大きな影響を与えるということです。特に、長時間同じ姿勢でいることが多い現代人にとって、意識して動くことの重要性を改めて感じました。毎日のちょっとした心がけで、健康的な生活を送ることができるのだと思います。
