『水曜日のダウンタウン』疑惑の楽曲使用、批判の声も

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最近の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の放送において、音楽家坂本龍一さんの楽曲が使用された事象が批判を受けています。坂本さんは今年3月に亡くなりましたが、その楽曲が番組内で利用され、多くの視聴者が感じた違和感がネット上で大きな話題となっています。

8月16日の番組ラストでは、ダウンタウンの2人が号泣する映像とともに坂本さんのピアノ演奏曲『aqua』が流れました。この放送に先立ち、改変期で番組終了の可能性も取り沙汰されていたことから、ネット上ではさまざまな予想が飛び交いました。多くの人が坂本龍一関連の特別企画を期待していたようです。

しかし、その期待は見事に裏切られました。6日の放送で、実際には「視聴率が爆上がりするのでは?」という仮説の検証が目的であったことが明らかにされました。ダウンタウンの2人は用意された目薬で泣く演技をし、それをCMに使ったというだけの話でした。

これには多くの視聴者からツッコミや批判が相次いでいます。特に、坂本さんのファンからは楽曲利用に関して「許し難い」との声が多く上がっています。いくつかの反応を挙げると、「坂本龍一さんの曲は使わないでほしかった」、「感じ悪かった」といった意見が目立ちます。

坂本さんとダウンタウンの間には過去に親交があったことも指摘されています。坂本さんはお笑い好きで知られ、ダウンタウンは坂本さんプロデュースのユニット『GEISHA GIRLS』でCDデビューも果たしています。松本人志と坂本さんは特に親しく、松本は坂本さんの訃報を受けて感謝の言葉をツイートしていました。

そのような関係性を背景に、坂本さんの楽曲が使用されたことによって視聴者が深い意味を見出してしまうのは自然な流れでしょう。しかしこの種の誤解を招くような演出は、故人を利用したとの批判も受けているのも事実です。

これに関しては、番組側が坂本さんの楽曲を使用した意図と、今後の方針について明確に説明するべき時期に来ているのではないかと感じます。このような状況下で故人の楽曲を利用することは、多くの人々にとって感じ悪いものとして捉えられてしまうかもしれません。今後はより慎重な対応が求められる状況と言えるでしょう。

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