毎年夏が高まると、年末年始の特番の制作に各テレビ局が動き出します。その中でも日本テレビの『笑ってはいけない』シリーズの動向が注目されます。その名の通り、笑わなければいけない独特の設定と豪華ゲストが魅力のこの番組は、多くの視聴者から絶大な支持を得てきました。
しかし、2020年以降、その放送が休止となり、代わりに放送されたお笑い特番の視聴率が不振を続けています。ファンからは復活を求める声が上がっていますが、現状では明るい兆しは見えません。ダウンタウンとの関係改善にも時間がかかっており、新たな演出案にもつまづきが報告されています。
これまでの放送スケジュールを考えると、8月までにロケを終えていなければ6時間放送は難しいでしょう。加えて、話題性と意外性を持つゲストの起用も必須ですが、放送が未決定な現状ではその準備は一層困難となるでしょう。
日本テレビ側は、3年連続休止となれば母体の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の終了も視野に入れているとのこと。これは、『笑ってはいけない』シリーズのために続けているといっても過言ではない視聴率低下の『ガキ使』に対する、ある種の現実的な判断と言えるかもしれません。
また、南海キャンディーズの山里亮太をMCに据えた新情報番組『DayDay.』も視聴率が伸びず、『笑ってはいけない』制作の断念が決まれば、最速で終了の可能性もあります。
最後に、これまで何度も夜遅くまで楽しみながら見てきたこの番組が終わるのは残念でなりません。新たな演出や進行形式が見つかり、再び画面でその存在を確認できることを心から願っています。
コメント