この7月からスタートした月9ドラマ『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系）で、主演を務める間宮祥太朗のキャスティングが物議を醸しています。彼の今回の役柄は、これまでの〝ヤンキー役〟とは全く異なる〝優等生キャラ〟。これに対し、視聴者からは〝ミスキャスト〟という意見が少なくありません。
間宮祥太朗は、過去に『ナンバMG5』や『水球ヤンキース』での力強い役柄が視聴者に強く印象付けられており、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』でも暴走族の幹部を熱演しました。その役柄とは180度異なる、優等生キャラの水島を演じる間宮に、視聴者はなかなか馴染めないようです。
作中で間宮が演じる水島は〝超〟真面目な青年で、その落ち着いた雰囲気や口調が一人だけ際立っています。その存在感からか、彼と21歳の森がお相手役として対等に見えるのか疑問を投げかける声も多く聞かれます。一方、30代の白濱はムードメーカー的な役柄で若手俳優たちに溶け込んでいるように見えます。
しかし、一方でこれは間宮の新たな挑戦と捉えることもできます。彼はこれまでのヤンキー役での評価を得たが、俳優としての成長のためには、これまでとは異なる役柄にも挑戦することが必要です。視聴者が新たな間宮祥太朗の演技に対して、何を感じ、どう受け止めるのか、その結果が待ち遠しいですね。
間宮祥太朗の「ミスキャスト」論について、私は反対の立場を取ります。彼が演じる新たな役柄は、その演技力の幅を広げ、彼の成長を視聴者に示す良い機会だと思います。さまざまな役柄に挑戦することこそが、俳優の進化と成長につながると信じています。
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