BougeRV Japanは、半固体電池を採用した新しいポータブル電源「BougeRV Rover 2000」を発売しました。
この製品は、2,008Whの電池容量を持ち、298,000円の直販価格で提供されています。
半固体電池は、ゲル状の材料を用いた新型電池技術で、大容量と高出力を維持しつつ、安全性を高めることが特徴です。
BougeRV Japanの王冲衡代表取締役社長によると、この半固体電池は、従来のリチウムイオン電池に比べて、内部分子構造が安定しており、事故のリスクが低く、発火や発煙のリスクも抑えられています。
また、本体重量も約10kgの軽量化を実現しており、アウトドアシーンでの利用にも適しています。
本製品には、EPS機能が搭載されており、停電時には20ms以内にポータブル電源からの給電に切り替えることができます。
さらに、複数のポータブル電源を連結させて、最大8kWhまで容量を拡張することも可能です。
出力ポートはAC出力5ポート、USB Type-CとType-Aが各3ポート、カーチャージャーを含む14の出力ポートを備えており、最大合計2,200Wの出力で、多くのデバイスを同時に充電することができます。
本体サイズは400×270×285mmで、重さは約21.2kgです。
王社長は、今後多くのメーカーが半固体電池搭載のポータブル電源を開発するだろうと予測しています。