「AAKEL eCarbon」でGHG排出量削減へ

この記事には、一部広告を含みます。

気候変動対策の一環として、GHG(温室効果ガス)排出量の削減が急募となっています。その取り組みの中で、アークエルテクノロジーズが先進的なサービス「AAKEL eCarbon」を提供開始したとの報告が入りました。

この「AAKEL eCarbon」は何かというと、GHG排出量の「可視化」と「削減シミュレーション」に特化した製品版サービスです。既存のシステムやサービスがGHG排出量の“見える化”に留まるのに対し、このサービスは戦略策定の次の段階、つまり具体的な削減策を提案するところまでをカバーしています。

どのように削減策を提案するのかと言うと、アークエルテクノロジーズは独自のアルゴリズムを開発。例えば、建物の空調などの設備データをシステムに登録することで、そのデータに基づき、コスト対効果が高いGHG排出量削減策の組み合わせを提案するというものです。

さらに、同社の目指すところはこのサービスのさらなる進化。GHG排出量の可視化・削減シミュレーションだけではなく、インプットデータや自動データ収集機能を拡充していく計画があるようです。そして、最終的にはエネルギー管理システム(EMS)と連携し、各設備を自動で制御することで、エネルギーの最適化とGHG排出量の大幅な削減を実現することを目指しているとのこと。

私が特に注目したのは、単なるデータの「可視化」ではなく、具体的な「施策提案」までを行える点。これにより、企業や組織がGHG排出量削減に向けての取り組みをより具体的に、そして効果的に進められることでしょう。今後のさらなる進展にも大いに期待です。

タイトルとURLをコピーしました