山口県では、今朝は今シーズン一番の冷え込みを記録しました。午前6時20分の気温を見ると、夜間の落ち着いた天気により、山間部を中心に一桁の気温となり、底冷えが特に強まりました。その結果、いくつかの地域で今シーズン最低の気温を観測しました。
気象衛星ひまわりの観測データによれば、日本周辺は雲の少ない状態が続いています。山口県内上空も同様に雲が少なく、これが今朝の冷え込みを助長している要因となっています。しかし、日中は日差しがたっぷりと降り注ぐことから、快適な秋晴れの一日が予想されます。
県内の天気予報では、きょう12日（木）も好天が続く見込みです。沿岸部では風がやや強くなる可能性があるため、洗濯物を干す際などは注意が必要となります。また、この時期の特徴として空気の乾燥が指摘されており、火事などの事故を防ぐため、火の取り扱いには十分な注意が求められます。
さらに、日中は暖かく感じることが多いですが、夕方以降は冷え込みが再び強まる見込みです。この寒暖差が激しいため、体調管理には十分注意が必要となります。
先の10日間の天気予報を見ると、13日（金）も晴れの天気が続く予想となっています。ただし、週末には気圧の谷の影響で、雲が広がりやすく、局地的な雨の可能性も出てきます。その後、一週間の天気は変わり映えしない見込みで、安定した秋の天気が続くと言えそうです。
また、台風情報についても触れておきたいと思います。現在、台風15号は大型で猛烈な勢力を保持しており、マリアナ諸島をゆっくりと北上しています。この台風は、今後も猛烈な勢力を維持しながら小笠原諸島の東の海上へと進む予想となっています。小笠原諸島では波や風の影響が懸念されますが、本州からは遠ざかる方向に進むと予想されています。
総じて、山口県は秋晴れの好天が続く見込みで、日常生活を送る上で大きな影響は少なそうですが、台風の動向や日中と夜間の気温差など、季節の変わり目特有の事象には注意が必要です。
